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診察方法について
通常の診察は内診、経腟超音波検査となります。
性交渉の経験が無い方は、問診で相談の上診察方法を決めます。
帯下検査が必要な場合や、外陰部の状態を診察したり性器出血の箇所を診る必要があるなど、さまざまな理由で内診台での診察が必要な場合があります。
無理ないように診察しますのでご安心ください。
超音波検査に関して
経腹超音波検査、経膣超音波検査、経直腸超音波検査があります。
①経腹超音波検査

おなかの上から超音波プローブを当てて腹腔内の臓器をみます。 子宮、卵巣をみるためには、膀胱に尿がたまった状態でみる必要があります。膀胱に尿がたまっていないと、腸管のガス像が邪魔をして子宮卵巣をみれないことがあります。 また、経腟超音波検査や経直腸超音波検査の方が詳細に子宮、卵巣をみることができます。
②経腟超音波検査

超音波プローブを膣の中に入れて、子宮・卵巣・卵管などをみます。
プローブの先端が子宮の入り口に接するので、子宮内の様子や卵巣を詳細にみることができます。
特に子宮内膜や卵巣の中の卵胞をみることができますので、産婦人科診察にはとても有用な検査方法です。
③経直腸超音波検査

肛門から超音波検査プローブを挿入して検査します。
経腟超音波検査と同様に子宮・卵巣を詳細にみることができます。
性交渉経験ない方や、膣口が狭くなっていて経腟超音波検査で痛みがある方は、この方法をお勧めします。経腹超音波検査よりも詳細に子宮・卵巣をみることができます。
内診について

内診は産婦人科診察にとって必要な検査になります。
まず、外陰部や帯下の状態をみた後、
膣内にに指を挿入し、おなかの上からもう片手をあてて、両方の手で子宮や卵巣の状態を診ます。
超音波検査でわからない、圧痛点や骨盤内の癒着の状態、子宮や卵巣の周りの状態などを診ることができます。
性交渉経験が無い方は、相談の上必要に応じて診察いたします。
不必要な診察はいたしませんので、ご安心ください。